木製黒板の製作工程
ライト黒板製作所の工場工程をご紹介していきます。
最初は『木製黒板』の製作工程です。
現在では安価な海外製の黒板や電子化により工事写真用黒板としての国内生産数も減少していますが、飲食店や小売店などの店舗の内部装飾などやご家庭用などで使用の需要は高まっています。時代とともに黒板の目的も様変わりする中、昔ながらの作り方で製作される木製黒板の製作風景をご覧ください。
1、木桟の組立て
木桟をカットし、それぞれのサイズにあわせて仮止めをしています。ボードは約3㎜と薄いため、補強の役割もあります。最終出来上がりサイズよりも数ミリ大きめに組み立てを行います。
2、ダブルソーカット
木製パネルとボードを貼った後、寸法カットと面取りを同時に行っています。少し大きめに木桟を組み立てたのはそのためで、面取りをしていると黒板塗料がたれ落ちるのを防ぐ役割と小口からの塗料割れを少なくするためです。
3、黒板塗装
一番大事な黒板塗装です。弊社では一般的な吹き付け塗装ではなく『カーテン式塗装機』で行います。表面を薄く塗装したスプレーやガンによる吹き付け式とは違い、流れる塗料の下をボードが通過し黒板塗料がのる仕組みです。均一で厚みが出るようスピード・塗料の流れる量の調整がとても難くカーテン式塗装機は塗料も大量に使うので、今ではほとんど見かけることも少なくなりました。均一で塗膜が厚く書き消し時にチョークが滑らず、しっかり書けるのが自慢です。
3、乾燥・検品
季節にもよりますが、3〜5日程度ねかせます。ほこりや虫がのることもあり、検品作業も重要です。ここから無地の黒板・メニューボードやシルク印刷入り・カッティング文字・線引きなどの様々な黒板の仕様に合わせて加工してきます。
(株)ライト黒板製作所では様々なサイズ・仕様の黒板を年間5000枚近く製作しています。
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